両網膜色素変性症で障害厚生年金2級を受給できたケース
相談者 |
男性(30代)/会社員 |
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傷病名 | 両網膜色素変性症 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金2級 |
決定した年金額 | 約144万円 |
相談時の状況
思い返せば社会人1年目の頃から暗い所で目が慣れず時間がかかったり、見えづらいと感じることはあったとのことでした、PC業務で目を使う時間が多く、ただの疲れだと思い特に受診することはなかったそうです。数年経過し、街を歩いていると人と肩がぶつかることや、足元に気づかず転んでしまうことが増え、夜になると急に見づらくなるなどの自覚症状が顕著になり、同僚のすすめで受診。
網膜色素変性症と診断され、外出時は遮光レンズを使用していましたが徐々に視野狭窄が進行し車の運転もできなくなっていたため、障害年金に該当するのではと相談をいただきました。
依頼から請求までのサポート
勤務は継続しており、初診日証明の取得や年金事務所への書類提出も時間がとれなかったため、請求全般をサポートさせていただきました。
結果
障害厚生年金2級で受給決定。
仕事は続けられていますが、視野狭窄によりいつまで続けられるのかという不安は常にあるとのことで、備えができてよかったと安心していただけました。
執筆者情報

久保社会保険労務士事務所
社会保険労務士
久保 将之
保有資格
社会保険労務士・簿記2級
一言
障害年金は制度自体が複雑で分かりにくいというところから、請求者が多大な苦労をしてしまうということがあります。 私は障害年金の専門家として、各傷病ごとの診断書の記載内容のポイント、効果的な申立書の作成をサポートします。