肝細胞癌で障害厚生年金2級を受給できたケース
相談者 | 男性(50代)/無職 |
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傷病名 | 肝細胞癌 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金2級 |
決定した年金額 | 約227万円 |
相談時の状況
10年ほどB型肝炎の治療を行っていましたが、2年前の血液検査にて数値の異常があり、精密検査の結果、肝細胞癌と診断され、手術により肝臓一部切除、肝動脈塞栓手術を行い以降抗がん剤治療を続けていました。 抗がん剤治療以降、全身の倦怠感や疲労感は著しく仕事は退職、以降就労困難な状態が続いていました。体調が悪化すると手足の腫れやむくみがひどくなり、のどの痛みや吐き気が慢性的に続き入退院をくり返し、相談時も入院加療中、一人で歩行することも困難であり、ご家族から相談をいただきました。
依頼から請求までのサポート
ご本人は入院中、ご家族も仕事や看病を続けながらの状況だったため、書類取得や作成、提出まで全般的にサポートさせていただきました。
結果
障害厚生年金2級の受給が決定。 働くことができなくなり、自宅療養や入院中でも家族に対し申し訳なさがあったそうです。年金受給が決まり気持ちが少し軽くなれたと言っていただけました。
執筆者情報

久保社会保険労務士事務所
社会保険労務士
久保 将之
保有資格
社会保険労務士・簿記2級
一言
障害年金は制度自体が複雑で分かりにくいというところから、請求者が多大な苦労をしてしまうということがあります。 私は障害年金の専門家として、各傷病ごとの診断書の記載内容のポイント、効果的な申立書の作成をサポートします。