多発性骨髄腫で障害厚生年金2級を受給できたケース
相談者 | 女性(50代)/専業主婦 |
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傷病名 | 多発性骨髄腫 |
決定した年金種類と等級 | 障害厚生年金2級 |
決定した年金額 | 約78万円 |
相談時の状況
勤務中で荷物の持ち運びを行っていたところ、腰に激痛が走り、翌日も痛みが引かなかったため受診。第二腰椎椎体骨折と診断され、入院によりリハビリ治療、退院後も通院を続けるも直りが遅く、痛みや立ち上がることも困難な状態が続いていました。その後、多発性骨髄腫と診断され即入院、手術と化学療法を行い、退院後は筋力や体力の低下により疲労感が顕著で、立位の継続や家事全般をこなせる状態になく、家族の介助を受けながら自宅で安静に過ごすことがほとんどになりました。骨髄腫の再発が確認され再入院、抗がん剤治療を続けているが、家族の介助なしでは日常生活を送ることも困難な状態で相談をいただきました。
依頼から請求までのサポート
入院中の状況だったため病院へうかがい面談、初診日証明の取得や診断書依頼、書類作成、提出まで全般的にサポートさせていただきました。
結果
障害基礎年金2級の受給が決定。 本来であればパート勤務を続けていきたかったそうですが、症状や体力的にも困難であり、症状がしっかり認められて安心できたと言っていただけました。
執筆者情報

久保社会保険労務士事務所
社会保険労務士
久保 将之
保有資格
社会保険労務士・簿記2級
一言
障害年金は制度自体が複雑で分かりにくいというところから、請求者が多大な苦労をしてしまうということがあります。 私は障害年金の専門家として、各傷病ごとの診断書の記載内容のポイント、効果的な申立書の作成をサポートします。