高次脳機能障害で障害基礎年金2級を受給できたケース
相談者 | 女性(50代)/無職 |
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傷病名 | 高次脳機能障害 |
決定した年金種類と等級 | 障害基礎年金2級 |
支給月から更新月までの総支給額 | 約180万円 |
決定した年金額 | 約78万円 |
相談時の状況
脳腫瘍発症後、放射線治療や抗がん剤治療を続けておられましたが、次第に記憶力の低下がみられるようになり、高次脳機能障害と診断されていました。
次第に家事等もこなせなくなり、ご主人はじめ家族の介助がないと生活ができなくなり、1年前にご家族が請求しましたが、不支給の決定、再度の請求を検討されご相談いただきました。
依頼から請求までのサポート
食事や入浴等はもちろん、外出時にも家族の介助が必要であるなど、生活状況を詳しくうかがい、診断書の依頼、申立書の作成までサポートさせていただきました。
結果
無事、障害基礎年金2級の受給が決定し次回の更新日までに約180万円の受給が決定しました。
高齢のご両親や、仕事をしているご主人では常時の見守りや介助は難しい状況で、デイサービスを利用されており、症状がしっかり認められたと喜んでいただけました。
執筆者情報

久保社会保険労務士事務所
社会保険労務士
久保 将之
保有資格
社会保険労務士・簿記2級
一言
障害年金は制度自体が複雑で分かりにくいというところから、請求者が多大な苦労をしてしまうということがあります。 私は障害年金の専門家として、各傷病ごとの診断書の記載内容のポイント、効果的な申立書の作成をサポートします。